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人気のワイン、シャトーモンペラMontPerat2005を飲みました。シャトーモンペラはミッシェルローランが手がけるボルドーワイン(プルミエールコートドボルドー)で、2001年から爆発的人気になりました。1998年から誕生した新しいワインですが、あっというまに大人気になりましたね。
2001年を飲んでみたいものですが、2005年のヴィンテージもかなり良いようなので購入。だいたい3000円くらいです。
コンクールや、ワインの評論家たちの評価もかなり高いワインです。ドイツ誌ヴァインレーゼでは94+を獲得し、ラフィットやマルゴーの92点よりも高い評価を得たこともあります。味はかなりのものながら、値段がお手頃というのも庶民にはありがたい。
2005年はメルロ80パーセント、カベルネソーヴィニヨン10パーセント、カベルネフラン10パーセントとなっています。シャトーモンペラは、1本のぶどうの樹に6房しか残さない徹底した収穫制限をして生まれます。
味わいは確かに美味しい。ラフィットやマルゴーより上ということはありませんが、値段以上の価値はあります。濃い色調。濃厚なジャムのような香りが広がります。メルロらしい柔らかなアタック。タンニンのバランスもいい。樽香も心地良いです。
年を追うごとに値段は上がっていっちゃいそうなので、今のうちにたくさん飲んでおきたいですね。
そのためシャルドネやピノノワールを使ったスパークリングワインの産地として注目されているようで、国際ワインコンクールでも評価されているみたいです。
シャンパーニュのメゾンにとってもイギリスは魅力的で、テロワールと土地の安さのため、ルイ・ロデレールなどが現地視察を開始しています。まだ進出するかどうかはわからないみたいですが、可能性はありえますね。ヴーヴクリコもなども関心を示しているそうです。
シャンパーニュの需要が世界的に高まっていますが、栽培地拡大などがなかなか出来ずにいますよね。生産量を増やしたいメゾンは新しい土地を求めるわけですが、シャンパーニュの定められた地域じゃないとシャンパーニュと名乗れないので、結局シャンパーニュの供給量は増やせないんですよね。
ですがたぶん質が高くて安いスパークリングワインが生産されると思うので、消費者にとってはシャンパーニュメゾンのイギリス進出はうれしいです。
イギリス南部の畑はシャンパーニュの土地の価格の30分の1以下で取り引きされているそうです。シャンパーニュと違って、生産上の厳しい規定もないので、色んなタイプのスパークリングワインがこれからどんどん誕生しそうですね。待ち遠しいです。
フランス食品振興会が行った、4000人の消費者への面接調査によると、72%がワインを選ぶのは難しいと考えているだそうです。
フランス人の約半分はワインのAOC名を正確に言うことができるそうなのですが、ブランド名については6%しか正確な回答はなかったんだとか。
また、大規模小売店でワインを購入した顧客1000人に出口で聞き取り調査をしたところ、半数は購入するワインを探したり、変えたりすることを楽しんでいるが、半数は同じワインを飲んでいるんだそうです。AOCとヴァン・ド・ペイの違いを理解していない人が半分もいるというから驚きです。
ワインの消費量こそ日本に比べてずいぶんと多いフランスですが、きちんとした知識を持っている人は意外と少ないんですね。僕ら日本人が日本酒に詳しくないのと同じなんでしょうか?
なんだかんだでワインって難しいですよね。雰囲気的には難しそうなイメージだし、やっぱりある程度の知識がないと、何を買っていいかもわからないですよね。
良く、ワインは気軽に楽しむもんだって言葉は聞きますけど、確かにその通りだけど、知識がないと楽しむこともできないという…。
僕は良くワインは飲みますけど、やっぱり買うときは今でも迷いますね。まぁ奥が深いから楽しいんだけど、敷居が高いのは間違いないかな?適当な安ワインを飲んでワインを嫌いだって人も多いと思います。
一応ワイン文化が定着した感がある日本ですが、1年に飲むワインの平均が3本以下という数字を考えると、ワインを飲まない人はかなり多いですよね。ホントは美味しいのに…。