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ワインが好きです。ソムリエに憧れてますが受験資格がないため、2007年ワインエキスパートを受け合格できました。
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先日オーガニックフェスタという小さなイベントに行ったのですが、イベント自体はなんてことないものでしたが、好きなワインショップのマヴィが出店していて、色んなワインを試飲(有料だけど)できたのは良かった。

試飲できるワインの種類も多く、量はちょっとですが、100円から試飲できたのもありがたかったです。一番高いものでも500円くらいでしたね。

ワインの生産者の方々も何人かいらしていました。

マヴィさんはビオロジックのワインを揃えているお店ですが、ビオのワインって美味しいんだなって思わせてくれたお店。

数種類ワインを飲みましたが、中でも美味しかったのは、アシャール家のワイン。ヴァレデュローヌ地方の生産者で、スパークリングワインしか造っていないそうです。

ドローム河沿いの丘陵地で5世代にわたってぶどうを栽培していて、畑には一度も化学肥料、除草剤を使用したことがないんだとか。

2種類のワインが試飲できて、一つ目はクレレット ド ディ ビオシュール ドメーヌ アシャール、もう一つはクレマン ド ディ2005 ドメーヌ アシャール。両方とも飲んできました。

クレマン ド ディは2005年のヴィンテージですね。ぶどうはクレレット85パーセント、アリゴテ10パーセント、ミュスカ ア プティグラン5パーセント。シャンパンに通じる柔らかな泡。軽やかで心地良い酸味。華やかな香りも良い。美味しいスパークリングワインです。

もっと良かったのがクレレット ド ディの方。これはミュスカで造られたスパークリングワインなのですが、シャンパーニュのように糖分を添加しない古代製法で造られたワインだそうです。

結構甘めのワイン。糖分を加えてないのにしっかり甘いんです。なのでアルコール度数は低め7パーセント。かといってジュースみたいな物足りないワインではないのが素晴らしい。飲みやすいワインで女性に受けそうですが、シャンパーニュを好んで飲む人にもお勧め。

甘口のスパークリングとしてはかなり良い。素直に美味しいって思えるワインです。

良いワインが飲めたな。(他のワインも美味しかったですよ)

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アメリカのトーマスジェファーソン大統領が所有していたとされるシャトーラフィット1787を巡って起こっている訴訟が、映画になるそうですね。

このラフィットの訴訟は、エネルギー関連企業のオーナーである、ウイリアムクックさんが、オークションで購入したシャトーラフィット1787が偽造ワインだとして起こしているものです。

ウイリアムクックさんは1985年にクリスティーズのオークションで10万5000ポンドでシャトーラフィット1787を落札しました。

訴訟を起こされているのはローデンストックさん。ローデンストックさんはフィロキセラ以前の時代のワインの発掘で知られている方で、パリの古い邸宅の地下セラーからラフィットのボトルを発見し、オークションに出品しました。

このラフィット1787は、マスターオブワインで古酒鑑定の権威であるマイケルブロードベントさんも本物と鑑定したものなので偽物とは考えにくいところもありますが、どうなんでしょうか。

オークション後、複数存在するジェファーソンボトルの真贋性を疑う声がコレクターの間で出てきたため、クックさんが、科学者、元FBI捜査官、元英国情報局員を含む調査チームを作って、文献やボトルの分析をしたところ、偽造の疑いが強く、訴訟へと発展しました。

一時は司法省やFBIまで捜査に乗り出すなど、大きな反響を呼び、最終決着も付いていないのにもかかわらず、映像化の権利獲得に向けて動きがでてきているようです。

確かに、超金持ちとワインブローカーの争い模様や、200年前のパリの邸宅から見つかったこと、多額のお金をかけた調査チームなどなど、映画作品として面白そうな要素が色々とあります。

映画化されたらきっと観るだろうな。別にワイン好きではなくてもミステリー作品として楽しめそうですね。

ワインは価格が高い方が飲み手の喜びを高めるという研究結果が発表されたそうです。カリフォルニア工科大の研究チームが、20人に5ドル、10ドル、35ドル、45ドル、90ドルの5種類のワインを小売り価格を伝えた上で飲んでもらい、脳の状態をスキャンするという実験を行いました。

5種類のワインは実際には3種類で、10ドルと90ドルには同じワインが使われたんだそうですが、高価と伝えられたワインほど神経作用が活発化し、喜びを感じたという実験結果となりました。

まぁ当然と言えば当然ですが、それだけ味覚なんてものは曖昧だってことですよね。高いワインを飲むのはうれしいけど、実際には味なんてわかっていない。ワインってブランドイメージとかが先行しちゃってますよね。

本当に味がわかる人なんて一部で、多くの人は(僕もそうですが)、細かいことはわかりません。美味しければいいかなとも思いますが、しっかり自分で判断できればいいなぁとも思ったりします。

実際ワインを買う場合でもワイン評論家の意見を思いっきり参考にしちゃったり(参考にしてないつもりでも、ちょっと気にしちゃってる)、ワイン漫画、神の雫に登場したワインに人気が集まったりしてますよね。

ブラインドテイスティングなんかしちゃったら、きっと味の評価も変わるんだろうなと自分でも思います。(本当に自分の好きなワインが分かる気がするな)

ソムリエやワインエキスパートの二次試験のテイスティングは、ブラインドにみえて実際は全然違いますよね。出るぶどう品種や生産国はだいたい決まってますからね。それ以外はたぶんでないと思い込んで最初から飲んでます。だから予定外の日本のワインが出ちゃうと外すという…。

きっとペトリュスとか飲む機会があったら、飲む前から美味しいとか思いながら飲むんだろうなぁ。

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