ルイロデレールは、水深15メートルの場所に数ダースのシャンパーニュを熟成させるようで、ランスにあるカーヴのボトルとの味わいの違いを定期的にテイスティングするんだとか。
ブルゴーニュや、ロワールのミュスカデ、ローヌのクローズエルミタージュなどの生産者がは既に実験を行っていますが、どんなワインが誕生するんでしょうね。ノルマンディー海底の水温は10度で一定している上、太陽の光が届かないため、熟成に最適の環境だと期待されています。
フィンランド沖の沈没船から1998年に、80年ぶりに引き揚げられた1907年産のエイドシックモノポールの甘口シャンパーニュがフレッシュな味わいを保っていたことで話題になったこともありますね。
この計画が上手くいけば、他の生産者たちもどんどん海底での熟成に取り組むでしょうね。ちょっとした環境の違いで味わいが変わってしまうワインは本当に繊細な飲み物ですね。
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