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ワインが好きです。ソムリエに憧れてますが受験資格がないため、2007年ワインエキスパートを受け合格できました。
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アッソラート ムスティッリ、イタリアのカンパーニア州のワイン。ぶどうは数種類使われていますが、アリアーニコが主体となっています。イタリアらしい味わいのワインですね。

ムスティッリはカンパーニアでは有名なワイナリーの一つ。在来品種のぶどうであるファランギーナ、グレコ、アリアーニコ、ピエディロッソなんかを栽培しています。中でもファランギーナ種を単独で醸造したのはムスティッリが初めてなんだそうです。

ぶどう品種をそのまま名前に付けたファランギーナやピエディロッソといったワインの評判が高いですが、今回飲んだのはノンヴィンテージのテーブルワインのアッソラート。このアッソラートはピエディロッソも使われています。

アッソラートの値段は1500円程度。軽やかな酸味が特徴的。色調はやや濃いくらいのガーネットですが、色から感じられるイメージより飲みやすい。渋みはそこそこ。重量感やコクには欠けますが、まぁそういうワインではないですよね。

こういう味わいのワインも美味しいなぁと思います。アリアーニコって良いですね。
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カンテラ クアルタルーナはチリのワイン。さすがチリというワインで1000円を切る価格なのに美味しい。このカンテラは、1999年に創設された新しい造り手。チリの高品質ワインを造り出す地域、コルチャグア・ヴァレーを拠点としています。

カンテラのワインを造っているフィリップさんは、シャトーペトリュスで醸造を担当していた方なんだとか。片や銃数万円、片や千円って面白いですね。

今回飲んだワインとは違いますが、カンテラ コレクション プリヴァーダは1400円くらいの値段ですがかなりの高評価ワインです。

カンテラ クアルタルーナは、カベルネ・シラーズとカベルネ・カルメネーレがあります。今回飲んだのはカベルネ・カルメネーレ。

カルメネーレはチリのみで栽培されているぶどう品種。カルメネーレは、もともとフランスボルドー地方で広く栽培されていたぶどう品種でしたが、今はフランスでは殆ど栽培されていません。フィロキセラの被害を境にフランスでは造られなくなったようで、それ以前に伝わっていたチリでは未だに栽培されているというわけです。

さらにこのカルメネーレ。チリではメルロだと勘違いされていて、別品種だと分かったのは最近のことなんです。面白いもんですね。DNA鑑定でやっと別品種だと分かったのですが、結構メルロと味違う気がするのですが、人間の味覚なんて曖昧なものですね。(似ている部分もあるけどね)

カンテラ クアルタルーナ カベルネカルメネーレは柔らかでコクのある味わい。カベルネソーヴィニヨンの華やかで力強い感じより、カルメネーレの柔らかな印象の方が強いですね。

11月1日から数えて4番目の満月の日に手摘みで収穫されたぶどうは月光に不思議な力が宿り、良いワインができるという言い伝えがあるようですが、カンテラ クアルタルーナは、その言い伝えをそのまま実践しているワインです。

この言い伝えが本当かどうかはわかりませんが、ワインは間違いなく美味しい。購入して間違いはないですね。

サンジョベーゼ ディ マーヨ ノランテ、名前の通りサンジョベーゼで造られたワインですけど、とっても安くて美味しい。値段は1500円を切る値段ですが、味わいは間違いなくそれ以上です。

イタリアのモリーゼ州のワイン。ディ マーヨ ノランテは生産者の名前ですが、この方は安くて美味しいコストパフォーマンスの高いワインをたくさん造っている方です。

このサンジョベーゼの2003年ヴィンテージは、ガンベロ ロッソ アルマナッコ デル ベレベーネでモリーゼ州のオスカーを受賞したワインです。

ガンベロ ロッソ アルマナッコ デル ベレベーネは、低価格帯だけのワインを特集しているイタリアのワインガイドで、各州のワインを試飲して、その年に一番印象深いワインにオスカーが与えられます。1つの州に対して1つのワインのみが選出されるので、モリーゼ州の低価格ワインで一番良かったわけですね。

今回飲んだのは2006年ヴィンテージですが、充分美味しかったですね。果実味も豊かですし、味わいも濃厚。ボリューム感があるとまではいきませんが、ボディも割としっかりしています。

この価格でこの味なら大満足ですね。

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