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昨日はクリスマスということもあってシャンパン…ではなくシードルを飲みました。レコルタン・マニュピランのシャンパーニュを飲みたいところだったのですが、飲みたいシャンパンは高い。というわけで今年はシードルにしました。
飲んだのはドメーヌ・デュ・フォール・マネル シードル・ブリュット パー・ナチュール2005です。珍しいシードルの辛口です。2000円くらいなのでシャンパンを買うことを考えるとずいぶんと安い…。
でもこのシードルはかなり美味しいですよ。シャンパーニュと同じく瓶内二次発酵で造られているシードルです。伝統的な製法なんだそうですが、今では瓶内二次発酵でシードルを造ることは少ないようです。
ドメーヌ・デュ・フォール・マネルの歴史は古く1756年からシードルとカルヴァドスを造っています。所有するリンゴ園は平均樹齢が80~200年、梨になると150~200年なんだとか。エコシステムという製法で果物は作られています。(ビオロジックのことです)
5種類のリンゴをブレンドして造られたシードルなんだそうです。リンゴは屋根裏で1ヶ月陰干ししたものを使っています。
まず香りが素晴らしい。濃縮されたリンゴの香りが広がります。この香りはクセになる。独特の風味が感じられます。黄金色の色調もなんとも美味しそう。ブリュットとありますが、しっかり甘味も感じられます。べたつかないほど良い甘味。そして柔らかな酸味が広がります。
泡はシャンパーニュほどのキメの細かさはありませんが、心地よい刺激があります。結構何の料理にでも合いそうですね。立派な食中酒です。
ドメーヌ・デュ・フォール・マネルはポワールもあります。きっとポワールも美味しいと思います。今度飲んでみよう。2006年は果実味の豊かなリンゴ品種が豊作だったようで、僕が飲んだ2005より香り高く厚みが感じられるシードルになったそうです。2006年も期待大ですね。