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シャトーペトリュスで長年、醸造長を務めたジャン・クロード・ベルーエさんが2007年ヴィンテージを最後に引退なんですね。ペトリュスなんて飲んだことありませんがいつか飲んでみたいな。
ベルーエさんは、1964年の伝説的なペトリュス以来、44ヴィンテージを送り出してきた方。現当主のクリスチャンと共に、ペトリュスの評価を築く原動力になった人物です。引退したからといってペトリュスの品質が落ちるとは思えませんけど、少しづつ味わいも変わってくるかもしれないですね。垂直テイスティングできる時が来るかどうか…。
ベルーエさんは引退はしますが、コンサルタントとしてとどまることになります。ベルーエさんは近年の超凝縮型の右岸ワインには批判的な姿勢をとっていることで知られています。これからは家族が所有している畑に力を入れていくそうで、そっちのワインならまだ安い値段で飲めそうですね。高くなる前に飲みたいな。
ワインを製造・販売している福岡県の「立花ワイン」は、色んな果物や野菜を使ったワインを造っているそうです。8月末にトマトワインの商品化に成功し、現在は柿のワインにも挑戦中なんだそうです。
トマトのワインかぁ。トマトの焼酎とか流行りましたね。
まぁ糖分があれば、お酒にはなるので、果物からフルーツワインを造ることはすぐに出来そうですけど、トマトは糖分が足りなそうね。トマトワインの原料は一般的なものより3~4倍糖度が高い「高島フルーティトマト」だそうで、大丈夫なのかな。
立花ワインは今までに特産のキウイやイチゴ、ミカンなど8種類を商品化しているんだそうです。
トマトは野菜のため果実酒の免許では製造できないそうで、新たに醸造酒の免許を取得したんだそうです。トマトの風味を残し、さっぱりした口当たりの甘口ワインとのこと。そもそも野菜から造られたお酒はワインと呼んでも良いんでしょうか?
カボチャワインを造ってほしいなんて依頼もあるそうです。カボチャかぁ…。
フルーツワインと言えばシードルは一般的ですけど、たくさんある果物の中から何故ぶどうからお酒を造ることが主流になったんでしょう。栽培のしやすさとか自生していたとか、色々あるとは思いますけど、実際他の果物から造られたお酒よりワインは美味しいですよね。
最初にワインを造ったのはシュメール人でしたっけ(ビールもシュメール人だよね)。偉大だなぁ。
お金があんまりなかったので、安いワインを購入してきました。モンテプリチアーノダブルッツォ2005です。生産者はダリオ・ダンジェロです。値段は945円。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォはイタリアの上級ワインの中で二番目に生産量が多いんですよね。モンテプルチアーノはぶどう品種。ダブルッツォは州名です(アブルッツォ)。
モンテプルチアーノは名前だけで実際に飲んだことなかったので、経験のためにも買ってみました。ちなみにイタリアのぶどう品種はほとんど飲んだことありません…。飲んだことあるのは、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、ブルネッロ、ヴェルナッチャくらいかな。
ダリオダンジェロは、アブルッツォで、代々ワイン造りを受け継いできた家系に育った方で、幼い頃からごく自然にぶどう栽培やワイン造りに興味を持っていたそうです。
そして地域のリーダー的な存在となり、高品質なワインを安定して造るようになりました。日照にも恵まれた好条件の位置に所有している広大な畑、最新の技術を備えた醸造所、代々守ってきた伝統が、ダリオ ダンジェロの個性と言えます。コンクールでの受賞も多い、評価の高いワインを生み出している生産者です。
初めてのモンテプルチアーノですが、非常に紫がかった色調。ガメイよりは濃い色だけど、少し似たような色ですね。カシスやベリー系の香りが広がります。
強い酸味が広がり、タンニンは控えめ。フルーティで初心者向けかな?ちょっとボディは弱い感じですけど、値段から考えると、まぁ納得。果実実豊かで、こういうワインもなかなか楽しいかも。
安いワインでも美味しいと思える自分でよかった…。(貧乏なんで)