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毎年ボジョレヌーヴォーは飲んでますが、正直そんなに美味しいと思ったことはないんです。10年経ったボジョレはどんな感じか非常に楽しみ。
まぁもともと村名クリュとヌーヴォーは比べられないかもしれませんが、ガメイがどう変化していくのかは興味があります。
開けてみたジュリエナは、レンガ色を帯びていますが、結構淡い色。10年経つとこんなに色も変わるんですね。香りはガメイらしいイチゴキャンディーっぽい感じもありますが、より深みを増しています。
味わいは10年熟成させたとは思えないほど軽い。軽やかですが味わい深いワインです。酸味が割と強く感じ、渋みは弱い。
僕が知っているガメイの味とは全然違います。良いですよ。ガメイの底力を感じました。(ガメイってすぐ飲むより熟成させた方がいい気がする)
造り手のポールレイツ氏の腕がいいからかもしれませんが、想像以上に美味しいワインでした。値段も安いですしね。
ヴィニョーブル ギョーム ピノノワール コレクションレゼルヴェ04VDPフランシュ コンテ、長ったらしい名前ですが、最高に美味しいワインです。値段は6000円程度。
ヴィニョーブル ギョームのオーナーであるギョームさんは苗木業者で、DRC(ドメーヌドラロマネコンティ)や、アンリジャイエ、クリュッグ、ジャックセロスなど多くの名醸造家たちが、ギョームさんから苗木を買っています。(他にもたくさんの有名どころが買っています)
そして自分でも少量ではありますが、ワインを造っているのですが、DRCなどで使用している苗木と同じものからワインを造っているんですから相当期待できます。
産地はコンテ、チーズでは有名ですがワインはあんまり知名度はないですよね。ですがブルゴーニュに近いコンテ地方ですから、このピノノワールはブルゴーニュっぽい味わいでとても美味しいワインでした。
コンテはAOCが名乗れず、このヴィニョーブル ギョームはヴァンドペイ扱いなのですが、こんな美味しいヴァンドペイがあっていいのかって感じです。
ピノノワールの他にもシャルドネやガメイなどのワインも造っていますが、飲んだのはピノノワールのみ。ですが、このピノノワールを飲む限り、他も期待できそうです。
まず香りがとっても素晴らしいですね。先日飲んだ南仏のピノノワールも悪くはなかったのですが、やっぱり全然違います。(値段も違うから仕方ないけど)華やかだけど力強い香り。味わいは繊細で、きれいな酸味、長く余韻も楽しめます。もう少し熟成させた方が美味しいでしょうが、今飲んでも充分満足。
コストパフォーマンスのかなり高いワインですね。旨い!
産地はラングドック。フィリップさんは色々なワインを造っていますが、今回飲んだのは南仏では珍しいのではないでしょうか。カベルネフラン100パーセントのワインです。
カベルネフランらしいやさしい味わいですが、やっぱりロワールのカベルネフランとは違いますね。果実味がより豊かです。渋みは弱めですがしっかりした味わいですね。
個人的にはやっぱりロワールのカベルネフランが好きだったりしますが、こちらももちろん美味しい。南仏のカベルネフランもありですね。造り手がいいとここまでの味になるんですね。
僕はそんなにお酒が飲める方ではないので、ワインを買ったら3日くらいかけて飲んだりするのですが(酸化も意外味に変化があっていいかなと思ってます)、このワインは1日経つとずいぶんと味が変わっていました。へたってましたね。う~ん、初日は美味しかったのに。もっとたくさんあけた日に飲んどけばよかった。